【第2回】自分を知り、他人を知る
第一回では、コミュニケーション技法って何?!について、記事にいたしました。
コミュニケーション技法の第二回
今回は、『自分を知り、他人を知る』個の理解がテーマです。
誰かを理解することは、とても難しいですが、案外、自分を理解することも出来にくかったりいたします。
セミナーや研修会では、
- ・ エゴグラムやハーマンなど、個の理解ツールのご紹介などで、アイスブレイク
- ・ 相手を理解することで、コミュニケーションのツボを知ろう!
で、コーチングとセルフコーチングへの足がかりとすることにしております。
その際には、
- 好みや傾向などの基本的人格には、優劣はないこと
- 基本的人格を変える必要はないこと(尊重すること)
- 本能的な対人関係リアクションについての理解
- 対人関係能力の向上が、理性的成長であること
などをご説明いたします。
そうして、先にご説明しましたコーチングのコーチという立場を提示して、それぞれが思い浮かべられる理想のコーチを具体化して頂くのです。
【コーチングとは】
コーチングは、人材開発のための技法のひとつ。
「コーチ」(COACH)とは馬車を意味し、馬車が人を目的地に運ぶところから、
「コーチングを受ける人(クライアント)を目標達成に導く人」を指すようになった。
よく知られたところではスポーツ選手の指導があるが、現在では交流分析や神経言語プログラミング(NLP)などの手法を取り入れてビジネスや個人の目標達成の援助に応用されている。
体育会系の方ですと、”厳しく、バシッと一発”なんてコーチを理想として掲げられる方もおられますし、”1から10まで丁寧に順を追って説明して、やってみせる”のが、良いコーチと思われる方もおられます。
でも、なぜ、そのコーチが良いのですか?を繰り返して、突き詰めていくと、結果は、たいてい同じところに行き着くようです。
結局は、目標、目的を達成するための支援をするのが、コーチなんですね。
それでは、コーチを受ける方が、最も伸び、目標、目的を達成するためには、どうしたら良いのでしょうか・・・と問うと、最初とは異なる回答が返ってまいります。
そう、コーチを受ける方を目標、目的達成へと導く?には、コーチを受ける方を理解し、モチベーションを上げるような支援が必要なんですね。
そのためには、
◆ 自分を理解し、
◆ 自分がむっとすることの理由
◆ 相手との違い
を認識することからはじめるのが、早いと思うのです。
一朝一夕には参りませんし、常にそうあることも難しいかもしれません。
ですが、コーチの役割を演じることから始めてみよう・・・・というのが、私がコーチングを学び始めたときの思いだったりいたします。
皆様もいかがでしょうか?