見える化〜見せる見せない見ない
経営や人材育成などのコンサルタントを商売にしておりましても、忙しくしておりますと、 ついつい自社のことは疎かになりがちです。
紺屋の白袴などという言葉に甘えがちですが、
- 自社サイトやブログの更新停止
- 5Sの不徹底
- 『自分で育て!』的人材育成
- カンピューター的経理管理
などは、およそ褒められたものではございません。
さすがに、放りっぱなしも限界と観念して、 全社的業務改善に、重い腰をあげました。
日々の忙しさに負けずに変革する!!ことへのはずみをつけるために、まず、 スケジュールについてに書いたような自分の未完了を消すことから始めました。
観念のきっかけは、経理総務のスタッフの退職と、20代と30代の新人2名の入社です。
今回の新入社員が慣れたら、業務量的にはもうひとり入れないといけないと思ったところで、やっと、 『ウチもちゃんと、経営と業務と人材のマネジメントをしなければ!』 とハラを括った次第です。
これまで、規模が小さくほとんどの仕事が私の手を通りますために、(私) 社長には全てが見えている状況だったものが、 だんだん、自分ひとりでは管理もできず、人材育成もままならないところに来てしまいました。
経理も自分でできる
労務関連の処理も自分でできる
仕事もいざとなれば、ひとりで完遂できる
そんなつもりでいるうちに、ゆで蛙状態に近づいていたのですね。
ブログの記事にも見えますように、私が推進しているものは、
- WinWin(みんなにお得)ビジネス
- ブルーオーシャン戦略
- >見える化
- ワークライフバランス
です。
特に、見える化とは、
経営を見る
組織を見る
業務を見る
顧客を見る
社会を見る
社員を見る
経営と業務をつくるということで、 情報収集・情報の整理と分析・判断が必要になって参ります。
計器なしに、フロントも見えずに、車を走らすのはやめましょうと、 外に言い続けているのですから、やるからにはきちんとやらねば!
もしも、どんな情報を収集し、どう評価し 判断し 行動を変える検討をし 各自の業務や行動を変えるかという大切な部分がきちんと浸透しませんと、 社員と会社の将来を共有できません。
顧客や社会を見ないで、お客様へのサービス品質は確保できません。
また、社員が見えなくなりますと、教育も考課もうまくいくハズがございません。
ただ、見える化とは、 見て観て診て視て看て、何かを変える判断を的確にするということではありますが、 誰にでも全てを見せるということではありません。
セキュリティを確保できる組織であるためには、 立場と仕事とひとに応じた見せるものと見せないものの分別管理をして、 見ない(見ていない)状況を発見阻止する機能をつくることがミソとなります。
全社的5S進行中・・・・
見える化体制整備中・・・・
の弊社ですが、掛け声だけで終わらないよう、
浸透するまでしばらくは、注意&声かけの継続が、私の仕事となりましょう。
日常業務に負けないで、頑張りたいと思います。